二人制審判について

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二人制審判は,TENNIS RULE BOOK 2013『チェアアンパイアがつく試合のガイドラインの(B)』の条項に基づき,審判台から遠い(又は見づらい)ラインについてのみ,副審にライン判定を行なわせることを定めた,宮城県高体連テニス専門部独自のルールである。

審判をする上での心構え
審判は試合の責任者であり,試合中に起こった問題は審判が判定する。
判定は自信を持って迅速に行い,コールは選手・観客に聞こえるよう大きな声で行う。
審判が下した判定は最終であり,プレーヤーは判定について異議を申し出ることは出来ない。また,審判はプレーヤーの要求によってオーバールールしてはならない。

主審・副審の判定ラインの区分
主審・副審は自分の担当するラインの判定をする。
副審が自分の担当するラインを判定できなかった場合は,主審がその判定をする。
主審が自分の担当するラインを判定できなかった場合は,副審に事実を確認し判定する。
(注意)主審は副審の判定が明らかに誤っていると確信したときはその判定をオーバールールできる。

主審の判定するライン 副審の判定するライン
審判台 副審 審判台
副審
サーブ時はサービスライン横で判定
インプレー中はネットへ移動して判定

主審の役割(ライン判定以外の役割)
スコアの記入および「フットフォールト」「レット」「スルー」「タッチ」「ノットアップ」「ファウルショット」「ヒンダランス」等はすべて主審が判定する。
ただし、主審は必要に応じて,副審に事実関係を確認することができる。
※主審も副審も判定できない場合は,ポイントのレットとする。
(注意1)ライン判定についての「レット」はしないこと。
(注意2)ルール上の判定について判断できない場合は,速やかにレフェリーを呼ぶこと。

副審の役割(ライン判定以外の役割)
主審の要請に対する事実関係に関する助言(最終判定は主審が行う)
ゲーム毎のスコアボードの変更
主審・副審で解決できない問題が発生した場合のレフェリーの呼び出し
(注意)スコアボードの変更の最中にサーブを始めるプレーヤーがいるので注意すること。

団体戦の試合進行
@ネットの高さシングルスティックの有無の確認,およびスコアボードの確認(主審・副審)
Aプレマッチミーティング (挨拶等)
※主審・副審は審判台の前に立ち,主審が中心になり進行する
 (1)サービスラインに監督・選手を整列させる
  「ただいまから、男(女)子団体 ○回戦,A高校 対 B高校の試合を行います。礼!」
 (2)ネット近くに進ませる
  「では、オーダー用紙の交換と選手紹介をお願いします。」
 (3)ダブルス(No.1)とシングルス(No.1)のコートを指示する
  「お願いします。」と言い散会する 
 (4)その後,各コートで選手の氏名を確認し,トスでサービス・エンドを決めて,ウォームアップ(サービス4球)をさせる
 (試合開始)→(試合終了)
Bスコアの確認(勝者サイン・審判サイン)
C開始時と同様にサービスラインに整列させる
  「2:1(2:0)でA高校の勝ちです。」と告げ,終了する
※スコアシートの受け取りは番号の若い方,スコアシート返却については,勝者が行うものとする。

個人戦の試合進行
サービスラインへの整列・オーダー用紙の交換・選手紹介が無いだけで,団体戦と同様である。

審判のコール・ハンドシグナル
審判はボールが落ちた瞬間に,明確なコールとハンドシグナルを行う。
自分の判定が間違っていると気付いたなら「コレクション」と言って直ちに訂正する。

フォールト・アウト グット
ボールがフォールトまたはアウトした方向を示すよう腕を横にまっすぐ伸ばし手のひらを主審に向ける ボールがラインの内側およそ60cm以内に着地した時に出す

主審のアナウンス
●始まり
1セットの試合(タイブレークのある試合)
※サーバーをAとする場合
「 The best of 1 tie-break set  A to serve. play! 」
8ゲームの試合
「 8 Games Pro-set, A to serve. play! 」
8ゲームの試合(ノーアド方式)
「 8 Games Pro-set, with No-Ad Scoring, A to serve. play! 」
●第1ゲーム終了時
※Aがゲームを取ったとき
「 Game A, First Game. 」
※第2ゲーム開始直前、サーバーBを紹介する
「 B to serve. 」
●第2ゲーム終了時
※Aがゲームを取ったとき
「 Game A, A leads, 2-0(two-love) 」 (注)リードしている者をアナウンス
※Bがゲームを取ったとき
「 Game B, 1(Game) all. 」 (注)「 Game B, 2(Games) all. 」
●6−6(8-8)でタイブレークになったとき
「 Game B, 6(Game) all. tie-break (Aがサーブなら) A to serve. 」
※タイブレーク中のコールは最初にスコアをアナウンスし(大きい数字を先に)、
次にリードしている選手の名前をアナウンスする。

「 1-0(one-zero), A 」「 1 all(one all). 」「 4-2(four-two), B 」 等
※タイブレークでは、0 は Love でなく Zero(ゼロ) とアナウンスする
●試合が終了したとき
※Aが6−4で勝ったとき
「 Game, set and match A, 6-4  」(注)タイブレークで勝ったときは7−6とする
●サービスレットのとき
「 Let 」の後、「 First Service 」又は「 Second Service 」とアナウンスする
●デュース(Deuce)の次のアドバンテージ(Advantage)では姓をアナウンスする
「 Advantage, 佐藤 」(注)団体戦においては学校名をアナウンスする
●ノーアド方式でデュースになった場合
「 Deuce. Deciding Point, Receiver's Choice 」とアナウンスする
●プレーを促すとき
「 Time 」の後「 Let’s play 」


宮城県高等学校体育連盟テニス専門部強化・普及委員会